🎬 子ども × AI × 動画で育てる『面白がる力』
〜学校運営委員会 × 魅成塾 × ぴょんくらぶ〜
🟢 概要
この活動は、松原市の学校運営委員会と地域団体「ぴょんくらぶ」が協力して行った、
AIと子どもたちによる創作ワークショップです。
テーマは「自分の中の鬼と、それを倒す型を考える」。
子どもたちが自分の苦手や悩みを“鬼”として表現し、
それを乗り越える方法を“型”としてセリフ化。
最後にAIとともに短い動画作品として演じ、録音・編集まで体験しました。
🟣 ねらいと目的
- うまくいかないことも含めて面白がる力を育む
- 自分の気持ちを言葉にすることで、自己理解と共感を深める
- チームで話し合いながら、創造力・表現力・協働力を育てる
- AIとのやり取りを通じて、新しい学びと発想のきっかけを得る
🟡 実施内容
1️⃣ 導入トーク(AIと対話)
AIアシスタント「マンデーちゃん」と一緒にアイスブレイク。
笑いながら緊張をほぐし、“鬼”の発想を広げました。
2️⃣ 台本づくり
子どもたちが自分の“鬼”と、それを改善する“型”を考え、30秒台本を作成。
中には絵で表現する子、たくさん案を出す子も。
3️⃣ 収録と演技体験
セリフを読み録音。
うまく言えなかった子も「もう一回やりたい!」と前向きに挑戦。
4️⃣ 編集・上映
完成した動画は、アニメ画像を加えて編集。
後日、学校全体に配信しました。
🟠 🌈 ■ 活動を通じて見られた子どもの変化
・うまく言えなかった子が「もう一回やっていい?」と自ら再挑戦。
・文字が読めない子に、年上の子が自然に教える姿。
・「書くのが苦手」だった子も、思いつくままに台本案を出すように。
・「いるだけでいい」と感じた子も、場の空気を通して安心を体験。
この活動は、“うまくいかないこと”を笑って受け入れ、
それを「面白がる力」に変えていく体験の場となりました。
🟤 今後の展開
この取り組みは、次回(2025年12月開催予定)にも続きます。
今後は、AIを活かした学校×地域×子どもの新しい学びの形として、
他の学校・地域でも実施を検討しています。
⚫️ 企画・運営
主催:松原市 学校運営委員会
大久保 北野
協力:魅成塾 × ぴょんくらぶ
代表:きよぴょん(北野清隆)
🕒 ■ 実施時間と構成(約90分)8名の場合
フェーズ | 内容 | ねらい |
導入(10分) | テーマ紹介・アイスブレイク(AIがトーク参加) | 楽しい雰囲気で安心感をつくる |
アイデア出し(20分) | 自分の中の〇〇鬼と倒す型を考える | 想像力と発想を引き出す |
台本づくり(20分) | グループで台本を作成 | 協働と自己表現 |
収録(20分) | 台本を読み上げ・録音 | アウトプットと挑戦体験 |
ふりかえり(15分) | 感想共有・AIとの対話 | 自己承認と学びの定着 |
まとめ(5分) | 振り返り・次への動機づけ | 継続意欲を高める |
🎥 ■ 成果物
・各チームによる短編動画作品(1本 約40〜60秒)
・オリジナル台本(AIと子どもで作成)
・YouTubeにて一般公開(学校名・個人名を非表示にした安全設計)